全教などが呼びかけた5月10日の教育基本法改悪反対の緊急中央行動は、平日にもかかわらず、全国から1800人、埼高教からも200人が集まり、日比谷野外音楽堂での集会と国会請願デモを大きく成功させることができました。私たちの行動は、間違いなく永田町の国会議員を動かし、少しずつ国会情勢を変えています。 与党は、連休明けにも審議入りを目論んでいましたが、野党側の反対で、5月11日の衆議院本会議で特別委員会の設置、16日の本会議で改悪案の趣旨説明と各党の代表質問が行われることになる見込みです。私たちの緊急行動が、審議入りを1週間遅らせたと言ってもいいでしょう。 自民党の片山虎之助参院幹事長は、「改正案は自民党と公明党でガラス細工のように作ったもので、継続審議にすれば壊れる可能性もある」と告白しています。文部科学省が国会審議への対応のために「教育基本法改正推進本部」を設置したのも、政府・与党側が「ガラス細工」であると自覚しているからこそ必要になった質の悪い接着剤のようなものです。 今後、国会審議がすすめばすすむほど、問題点が浮かび上がり、「ガラス細工」はひびだらけになっていくのは間違いありません。私たちのたたかいで改悪反対の世論をもっと大きくして、教育基本法改悪法案を廃案に追い込みましょう。 |
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