青年部「秋の連続講座」(第4回)
記念講演:石坂啓さん(マンガ家)
12月18日(土)埼玉教育会館において、青年部主催「秋の連続講座」(第4回)を開催し、最終回にふさわしくテレビのコメンテーターとして活躍されているマンガ家の石坂啓さんをお迎えしての記念講演を行いました。石坂さんの小気味よい、歯に衣を着せない軽快な語り口に、約100人の参加者は笑いと元気をもらいました。
うちの子どもが中1になって最初の6月に、ものすごく怒って帰ってきたんです。その日は習字があったんです。習字の先生はわりと厳しい方で、忘れ物をするとその日は習字を書かせてくれない。その1時間は、原稿用紙400字詰めに漢字を書かせられる。習字は翌日の宿題。うちの子は教科書を忘れたんです。「ひどいよあの先生は!」と。でも、学校はいろんな先生がいるから、これから気をつけないさいねと、気にとめてなかったんです。翌日、子どものリュックをさわっていたらその原稿用紙が出てきた。私は鳥肌が立ちました。その日の習字の課題は、大地という漢字だったんですが、子どもは400字詰め原稿用紙の最初から最後まで大地、大地と。先生、頭大丈夫かと思いました。これでは子どもはキレますよ。原稿用紙の最後に「よくできました」と先生のハンコが押してある。私は、絵的に見て怖かった。子どもには、すぐに謝りました。腹を立てるのは当たり前だと。私はもっと腹が立っていると。先生に抗議するからと。それで先生に手紙を書きました。マンガ家は性格が嫌な人多いんですよ。そのときは、自分の原稿より気合いを入れて書きました。抗議文です。「これで字がうまくなるとお考えですか。これはただの嫌がらせではないですか」と。
子どもが大人に対して不信感を持つ大きな要因の一つとして、近くの大人が鈍感になること。もし子どもに対してお前が悪いと言ったら、子どもは学校へ行けなくなりますよ。行く価値が無くなると思います。子どもの方が感受性が高い。大人の方は、少しづつ鈍くなっていく。
去年の3月アメリカがイラク攻撃をはじめたとき、子どもに理由を説明できませんでした。それまでは、自信を持って話しましたよ。日本には平和憲法がある。日本は戦争はしない。前の戦争で懲りたから二度と戦争しない世界に誇れる立派なっぱな憲法があるんだと。
私、よくドラえもんのマンガで例えるんです。アメリカはジャイアンみたい。すごく図体がでかく、喧嘩っ早い。単細胞。日本はスネ夫。自分は喧嘩が強くないので、ジャイアンのまわりをうろちょろしてる。小利口で黄金持ち。自分ではジャイアンを使っているつもりでも、ジャイアンはタメの友達とは思ってない。パシリと思ってる。そういうスネ夫を尊敬している友達は近くにはいません。
マンガ家には素直な人はあまりいません。みんなねじ曲がってる。最近わかってきたんですが、マンガ家はいい人ばかりを想像していたんではマンガにならないから、嫌なキャラクターに感情移入して、嫌なヤツは何を考えているかを想像しなくちゃならない。
私はマンガ家的な発想を勧めたい。まさか小泉は戦争なんかしないだろうなんて考えずに、そんなことはないと。
今年のお正月は年賀状を出す気分になれなかった。今年は戦争元年です。もはや戦後でもない、戦前でもない。完全に曲がり角を曲がりきりました。元に戻すのは、相当難しい。
今はもう戦時である、そう思っていると世の中で起こっていること、政治家が言っていること、マスコミが言ってること、全てつじつまが合う。
香田証生さんは、絶対に助けるべきだった。もちろん無防備になぜこんな時期に行ったんだと思いますよ。でも、助けるべきだった。国は、国民を守るんではないんです。国は国体を守るんです。小泉さんは直ちに「テロには屈しない」とはっきり言ってましたけど、言うべきではなかったと思いますよ。もし、自分の子どもが誘拐されたとしますよ。誘拐犯から電話があったとします。夫が電話をとったとします。子どもを助けてほしければ、理不尽な注文をしたとします。テレビに出て裸踊りをしろとか、会社を今すぐ辞めろとか言ったとしますよ。それに対して夫が「ふざけるな。出来るわけがないだろ!」と言って電話を切ったとしますよ。私、夫を殴りますよ。それしか回路がないじゃないかと。『公証人』という映画で、犯人と交渉するときに絶対に言ってはいけない大原則があって、それは犯人に対してNOということ。出来ないとかダメだとかではなく、今検討している、今努力していると。小泉さんは、「殺してもらって結構」と言っているのと同じ。
私たちももっと想像するべき。あれが2歳の子どもだったとしたらどうでしょうか。自衛隊員の家族だったら。日本の国内だったら。小泉浩太郎が捕まったらどうだろうか。
香田君が遺体で帰ってきたときのお兄さんのメッセージは「多くの方々に大変なご心労をお掛けしましたことをを心からお詫び申し上げるとともにに、お礼と感謝の気持ちでいっぱいです。イラクの人たちに一日も早く平和が訪れますように」だった。悲しいとも、悔しいとも、残念だと一言もいってない。お礼と感謝。これ戦争中と一緒じゃないですか。戦争で、兵隊に捕られた家族が死んだときに、泣くとか、死ぬなとか、誰も言えなかったはず。完全にこの国はヤバイなあと思います。
もし自衛隊員に死傷者が出たら、想像してみてください。隊員の家族が泣いている。妻が泣いている。そしてみんな彼を褒める。上司も、近所の人もみんな褒める。上司や家族が泣く映像が流れる。小泉さんも泣くと思います。もしかしたら、靖国を持ち出すかもしれない。そのときになぜ自衛隊を海外に出したのかとはならない。撤退させろという方向にはいかない。死者をむち打つのかという言い方にすり替えられる。だからもっと自衛隊を武装させるべきだと。もっと武器を持たせるべきだ、発砲していいように法改正をするべき、自衛隊に人を殺していいようにしてあげなければかわいそうだと。だから、憲法を変える必要があると、間違いなく。もうヤツらはとっくに、シナリオを考えてる。一人も犠牲者が出ないなんて考えるわけがない。色々シュミレーションしているはず。
私がもし20歳代だったら、子どもを産まなかったかもしれない。世の中の母親たちは、怖くないのかなあと。子どもたちが選挙権を持つ前に、恐らく憲法は変えられると思う。憲法がが変る。この国が正規の軍隊を持つ国に変る。いつでも戦争ができる国になる。間違いなく、若者を徴用します。そのときに恐らく徴兵制という言葉は使いません。ダサイから。国際貢献クラブとか、平和ボランティア奉仕隊とか。
2005年に憲法改定に着手するといっている。前の戦争が終わってからちょうと60年。60歳以下は、全員戦争をしらない子どもたちです。やりたい放題ですね。10年前はなかった法律ばかり。ガイドライン法、周辺事態法、有事関連法、通信傍受法、個人情報保護法、国旗国歌法、国民保護法。昔の治安維持法はすごく怖かったなあと。ここでこんな話しをするなんてとてもできなかった。しかし、治安維持法を10個ぐらいにばらすと、すでに全部通っているような状態。だって、反戦のビラを配っていた人が捕まってるでしょ。私、渋谷のデモってたまに行きますけど、何年か前と比べものにならないくらい機動隊が来てますよ。それで後ろにいた3人が逮捕されましたよ。まだ3ヶ月前の夏のことです。後ろから機動隊に早く行けと言われてつっつかれ、ちょっととらぶったところで逮捕されて、7日間ぐらい拘留されました。
私は、「日の丸・君が代」は生理的にイヤだなあと。でも振ってもいいは旗があれば、私も振ってみたいんだがなあと。日本的で情緒があって優しいやさしいものなら。友だちと「鯉のぼり」はどうかなあと。でも振るには重い。では、温泉マークがいいかも。非常に日本的であったかみがあるし。そうすると国家は「いい湯だな」(笑)。
国旗国歌法が通ったとき、野中広務さんは、「決して強制するものではない。現場の判断に任せる」と。よく言うよ。今、公立の学校で日の丸が揚がってないのはゼロだと思ますよ。東京は一番突出していますよね。誰が起立したかどうかチェックされましたが、次の3月はもっと厳しいと思いますよ。来年は大きい声で歌ったかどうかがチェックされると思います。
憲法と同じ方向で変えられそうなのが教育基本法です。その先取りとも言われているのが「心のノート」。「心のノート」は、一見何が悪いのかわからいない。ようく見てると何か怪しい。小学校低学年のものに「内緒の箱」というページがあるんです。「君の心の中に内緒の箱があるかな。その箱の中に何が入っているかな。その箱を覗くとき、君はどういう気持ちになる」っていう。やさしことばで。そして勇気を出して出してまわりの大人にその秘密を話してごらん」ってもっていってるんですねえ。冗談じゃない。私の夫が、「啓ちゃんの秘密はみんなわかってるからねえ」なんて言われたら殴りたくなりますよね。余計なお世話だって。子どもだって内緒はあるだろうって。まるわかりにしろなんて、それは失礼だろうって。
戦争っていうのは気がふれていくこと。正気を失っていくこと。目の前で人が殺されること。家族や親とか友人とかが殺されていくこと。自分が殺される前に殺すこと。
イラク攻撃をはじめたとき、去年の3月、ハンガーストライキをやりました。6日間。そのあと、めちゃくちゃ腹を立てていたので宣言してしまった。イラク戦争が終わるまで、肉もご飯も食べませんと。褒められるわけではないけど、なかば意地になってるんです。ただ根性ないなあと思うのは、酒を断つって言わなくてよかったなあと。それぐらいにまだ腹を立てているんです。あけましておめでとうという気持ちにはなれないんですね。
子どものためにとか、子どもの問題とかというのは、大人の傲慢だろうと思う。子どもに何か事件が起こったとき、それは子どもの問題ではなく、大人の側の問題だろうと思う。
近くにいた大人は何だったんだろうと。その子にとって一人でもちゃんとした大人がいたら少し違ったんじゃないだろうかと。
酒薔薇少年の事件のとき、翌日から試験が行われ、校長先生が「動揺するな。早く日常生活に戻るように」と。私は、動揺していいと思う。先生が本気で大泣きしてくやしがって、「どうしてなんだ」と、「頼むから何を考えているんだ。おしえてくれ!」と。
一番いいのは、子どもにとってカッコイイ大人が近くに増えること。先生方が、一番いい。誰か一人でもいい。イケてる大人、魅力的な大人、子どもが「大人になるのもいいなあ」、自分が「こんな大人になりたい」と。それが一番子どもに「生きて行くのも悪くないなあ」と思わせる一番の近道だと思います。
<感想>
○「戦争元年」本当にその通りだと思います。パワフルで素敵な石坂さんの話を聞くことができて、本当に元気が出ました。戦争反対を語れるカッコイイ大人になりたいですね!○出版に関係しているだけあって、今の社会状況に対して大きな危機感を持っているなと感じました。本当に伝えたいことを伝えられない世の中になってきていることをひしひしと感じます。学校も行政により、息苦しい場になってきています。本当に困る前にもっと多くの事を子どもたちに伝えていかなくてはいけないと思いました。
○今日は大変ためになりました。初任研もこんな研修だったらな〜と思いました。
○本音でざっくばらんに話しを聞ける今回の石坂さんの講演とてもよかったです。的をついた話しにいろいろ思うところ、感じるところがありました。
○あっという間の3時間でした。考えさせられること、「そうだ、そうだ!」とうなずくこと、盛りだくさんのお話しで、楽しかったです。もっと重いテーマになるかと思ったのですが…。石坂さんのようなステキな女性になりたいなーと思いました。
○私はぜひ石坂さんと参加された方たちに劣悪な中でがんばっている多くの臨時教員の待遇と人権を大切にしていないという現実を知ってもらうために、発言するつもりで来ました。でも、それが勇気がなくできませんでした(チラシだけは配ったけれど…)。石坂さんのどんな場でも出かけていって、自分のできることをやっていくという姿勢にとても励まされましたが、私には今日それができなかったこと本当に無念に思います。高校のみなさんにも、臨採の問題についてもっともっと知ってもらいたいと思います。今日は発言できませんでしたが、又何かの機会があればぜひお誘いください。いろいろとご苦労さまでした。
○「気楽に聞いてください」と言われたので、本当に記録も取らずに目を見て聞いてしまいました。とっても大切な話しばかりで、早速帰ったら思い出してメモっておこうと思います。青年部の企画のファイナルとして、大成功だったと思います。(もう2004年も終わりですね。みなさんお疲れ様!)
○石坂さんの“ものさし”でイラク戦争について、大戦について、学校について…話してくれて、とても興味深く、おもしろかったです。実行委員として石坂さんの本を4冊事前学習として読ませてもらいましたが、それも良かったなあと思います。今度は漫画も読みたいです。全4回の連続講座どれも内容が濃く、良かったと思います。やっぱり人集めは難しい…。休日に出てこられないほどの仕事量の多さ、余裕のなさ、埼高教が頑張って改善しなきゃ。それには組合員を増やさなきゃ。もっと大変かも。
○とても良かった。いい話しを聞けたと思う。正論がどんどん通らなくなっていく世の中になっていくなあと思うのと、国際関係がどうなっていくのか、と思った。
○楽しく、そしてとてもためになるお話しでした。作品を通してしか知らない人でしたが、ヒューマニズムに徹した作品から受ける印象通りの人でした。最後の“子どもたちにとってイケてる大人に”という言葉に勇気をもらったような気がします。今後も楽しい企画を期待しています。
○石坂さんの講演は非常に感動しました。有意義な時間を過ごせました。
○時間を忘れる楽しい講座でした。次回も社会を知られているいい人を呼んでほしいと思います。石坂啓さんの本を読んでみたいと思いました。
○内容の濃いヴァイタリティーあふれる講演でした。次世代の組合員の活躍が期待できる企画でもあった。
○青年部ではありませんが参加させていただきました。石坂さんが私と同じ世代ということで、とても関心を持ち来てみました。石坂さんのお話は教師とはまた違った視点で、テンポがよく、たいへん引きつけられました。今度作品も読んでみたいと思います。今日はどうもありがとうございました。
○子どもの笑顔に一番ちかい所にいられる強み―これが教師の最大の魅力じゃないかというお話し、何かじーんとしました。どの子もうまくいく、均一の距離でつき合えなくたっていいじゃないか、自分とあの子の関係は世界で一つなんだもの―と。今の自分の中で、反すうしながら聞きました。「子どものために」でなく、自分がかっこいい大人になることが大事にも、ほんとその通りと思います。勇気ある発言をしつづける石坂さん、すてきです。
○3時間があっという間に感じられました。石坂さんの話は、私たち教職員は、いまの現状から未来を想像して、子どもたちに向きあわなくてはいけないな…とあらためて思いました。子どもたちと自分自身の未来のために想像力を豊かにしていきたいです。
○石坂さんの話しはよかった。漫画家でこのようなポリシーをもって活動している人がいるのを知ることができてよかった。座談会の部分は、座談会になってなかった。質問に答えるコーナーにするなら、もっときちんと質問を順序だててできるように用意すべき(講師まかせではなく)座談会なら司会がもっと主導権をもって何人かきちんと発言をからませるべき。そういう準備ができないなら、ふつうの講演会の形の方が中身が濃くなるし、講師にもたくさん語ってもらえてよいと思う。石坂さんの著作が手にできると期待してたのに…残念。
○私は、2回参加した連続講座でしたが、企画の内容はとてもよかったです。ただ忙しさの中で、「誘いきれていなかったな」と反省しています。何が今、できるだろうか。じっくりと人と人を結び合うことが大切。職場の中で、多くの人たちと会話をしながら、仲間とつながる力を大切にしたいです。石坂さんの話し、真ん中を貫いているものは、すごくわかるし、共感できた。でも私は超真面目だからびっくりすることもありますが…。でも、聴いたあと、気持ちがすっきりしたワ!!
○学期末で、生徒の成績を出すということは、自分自身の教育活動の総括をすることでもあります。教科会で評価を検討しましたが、自省もこめて「生徒が納得するだろうか?」と問われると思います。生徒の励みになるような評価、それをオープンに語れること、がまず大事かな…と思っていた時、石坂さんの話を聞けて改めて自分が元気になれました。青年部の皆さん、今日は大変お疲れ様でした。
○とても身近な問題から、今の政治を語る。その語りには、若い人たちに訴えていける有効な手段かとあらためて思いました。今、戦後でも戦前でもない、戦時だという認識は、なる程と思い、今の政治の動きをそういう視点でみていくと、よく分かるなあと感じ、それだけ危機感があることを認識しないといけないと強く感じました。とても、よい時間でした。
○石坂さんの話は普段教員として感じているものとちがう視点からのものも多く、学校というものを考え直すいい材料であった。青年部の方、ご苦労様でした。
○青年部ではないのですが、今日(最終日)は楽しく参加しました。興味のある内容の回が別にあったのですが、ちょっと遠くて行けなかったのです。全県でやるのもいいとは思いますが、比較的集まりやすい(行きやすい)ところでやった方がいいかな、と僕は思います。
○支部単位で、授業・生徒指導・教材研究など日常の問題を、支部内の組合員のベテラン中堅の教員を講師・チューターに学習交流会をやってはどうでしょうか。支部委員会の月1回をそういう場にすれば近隣の学校の青年が参加しやすい(時間的にも距離的にも)と思います。全県の企画になると、どうしても参加しにくい面もありますね。
○「漫画家の眼で」、私も世の中を見てみたいと思った。「はりがた」の話しは初めて聞いた。「おもしろい」と思った。国家、地方公共団体、学校等などの「よけいなおせわ」のおしつけはうんざりだ。講師に教育関係者以外の人をお願いすることは良いと思う。
○感覚がにぶくなってきていると、本当にそうだと思います。ものが言いにくい雰囲気の中、息苦しさを感じます。学校って、本当に子どもが安心していられる場となっているのか…と。今日は、もっと色々考えて感じとっていくことを大切にしていきたいです。講師準備色々ありがとうございました。また、今後も楽しみにしています。
○どうして「石坂さんを講師に…」とお考えになったのでしょうか?講演とても面白かったです。準備等など…お疲れ様でした。
○とてもよかったです。石坂さんのマンガは初期の頃からずっと好きで、教材にも使わせていただいたこともあります。ぜひ、何かの機会にもう一度、お呼びしてください。
○「組合って、何やら楽しそう」と初めて参加した人たちが思える企画が必要でしょう。そのためには、コネと金と工夫が大切だと思います。お酒もいい。
○「良い人は自分に悪意がないので他人の悪意が見抜けない。だから負けるのだ」という言葉は、私によくあてはまる。想像力がなくなってきている、という点も「アイタァ」という感じ。すでに戦中。物言えばアブナイご時世になっているが、今こそ勇気をもって言っていかなくちゃいけないんだと実感。石坂さんという人をあらためて見直しました。よかったです。
○石坂啓さんの話し方がとても分かりやすく楽しくてよかったです。もっと真面目な話しかと思っていたので、あっという間に時間が過ぎました。中学生の子どもをもつ親としてのお話もよかったですが、人間としてすごく勉強しているし、広い視点をもっていてもっと話しをききたいと思いました。かっこいい大人になってください、と最後に言われていて、私もがんばりたいなあと思いました。石坂さんは発言に負けないくらいかっこいい大人!と思いました。たくさん人が集まってよかったですね。