☆埼高教青年部「スタートアップ講座2009」☆

 埼高教青年部は、3月20日(春分の日)に埼玉教育会館で『スタートアップ講座2009』を開催しました。

 この企画も今年で3年目。新年度を迎える直前のこの時期に、4月から初めて学校現場で働くという人の思いや、新たな職場へ行く人の不安、新年度への期待などを語ってもらいながら、教育を考える学習交流会として定着してきました。

 今年は、高校・障害児学校合同での学習会とし、アドバイザーとして高校からは白鳥勲先生、障害児学校からは江口美和子先生をお招きしました。
 白鳥先生は、「日本の教員が、欧米と決定的に違うところは、子どもたちのすべての人間的な発達を引き受けているところ。われわれは教職員として、子どもたちの「人格の完成」に責任をもっている。だからこそ、誰か一人のスーパーマンの力で教育ができるなんていうことはあり得ない。いろんな個性を持った教職員が力を合わせてお互いに補い合いながら、チームワークで子どもたちを支えていく。そういう雰囲気の学校をつくるのが何よりも大事なこと。」と話してくれました。
 江口先生からは「教員の専門性というのは決して難しいことじゃない。それは、子どもをちゃんと理解すること。それからいろんなことをしっかり学ぶこと。そして特に若い人は、ひとりぼっちにならないこと。そうすれば仲間と一緒に必ず成長していけるはず。自信を持って4月からもお互い頑張りましょう!」と力強いメッセージをもらいました。

 実は今回、初の試みとして「始めの会」でお笑いコーナーを設定。青年部のお笑い担当:文蔵さんが、スケッチブックを使って最近話題の「KY」ネタを披露しました。某首相の似顔絵も登場して、やや緊張した会場の雰囲気を和ませました。その最後に「今日は『KY』が『かった!」になったら嬉しいです!」と話していたのですが、参加者してくれた人たちはみんなが、『KY』と思ってくれたようでした。

 後半は臨対部の「採用試験学習講座」と合流。短い時間でしたが、それぞれの学校の状況なども交流し合いました。

アドバイザーの白鳥先生と江口先生 感動的な話に、参加者もウルウル… 似顔絵あり!『KY』ネタ披露 後半は採用試験講座と合流して交流会